変更しました!
拍手をやっとこさ変更しました!未定。の3人に登場してもらってます。
あと、カテゴリーに『未定。』を追加して『妄想』から分離しました。
それに伴って未定。をちょろっと変更。内容じゃなくて前書き?の部分です。
今日は、ポケットなアレの映画観てきました。
ピカチュ●がかわいすぎてどうしよう。消えるとこで泣きそうになりました。←
ゲームが欲しすぎる。ってか、買いそう。だって、思いっきりリアルタイムでやってたし。1匹連れて歩けるとか・・・!!素敵なシステムが・・・!
でも、DSなんよな・・・持ってへんし・・・でも!やりたい!
ゲームなんですが、今迷ってまして。
緋色(PSP)かプロジェクトDIVAかビタミンXか薄桜鬼かで迷ってます。どうしようかな・・・
なんかは欲しいなぁ・・・
続きに前の拍手だった小説あげてます。
お暇でしたら続きからどうぞ!
ちなみに、BLで不良×平凡です。
今のツボです。(笑)
いつのまにか修正すると思いますが、今はそのままうpしてみます。
放課後。帰宅部の俺は部活へと行く友達に挨拶をしつつ教室を後にしようとした。
バン!
教室のドアが壊れるんじゃないかというくらいの音をたてて開いた。
入ってきたのは、髪の毛がカラフルな3人組。どっからどう見ても不良とわかる彼らはぐるりと教室の中を見まわし、やがて俺と視線が合う。ちなみに教室の中はフリーズ状態だ。
「お前」
「へ?俺?」
「そうだ。ちょっと面貸せ」
いきなりのご指名。訳が分からない俺は動けずにいた。すると彼らはちっと舌打ちをし、2人が俺の両側で片方ずつ俺の腕をとったかと思うとそのまま歩きだした。まさに、連行。
廊下をどんどん進んでいく3人に引きずられ俺も必死に脚を動かす。集まる視線がもの凄く痛い。
「あ、あの!」
「なんだ」
「じ、自分で歩けるんで、話してもらいたいなぁなんて」
「…おい」
前を歩いていた赤い髪の人が俺の腕をとっていた二人に声をかけると二人は俺から離れて今度は俺の後ろに回った。それを見届けるとまた歩き出す。どこに向かってるのか聞きたかったけど、聞けそうな雰囲気はなかった。無理です。あれが俺の精一杯です。
階段をどんどん登って行く。そして、着いた先は屋上へと続く扉。あれ?ここって立ち入り禁止…だったよね?
ガチャ
「総長。連れてきましたよ」
「おう」
なんの躊躇いもなく扉を開く赤い髪の彼。そして、言葉通り屋上で待っていたであろう人に声をかける。
まず、初めに目に入ったのは太陽の光を浴びてキラキラと輝く金。空の青と相まってさらに印象を強くする。
思わず、見惚れているといつの間にか扉の所へ引き返していた赤い髪の彼が声をかけた。
「総長。俺ら行きますよ?」
声を掛けられたはずの金色の彼は俺の方から視線を外さず、一向に返事を返そうとする雰囲気ではない。目の前でというわけではないけど、あまりにじっと見られているもんだから段々と居心地が悪くなってくる。
はぁ…という大きなため息が聞こえてきたかと思うと、今度はスタスタとこっちに向かってきている足音が聞こえた。
すると、背中を押される感覚。
「う、うわ!」
「!」
こけてしまわないように踏ん張ろうとして見るけど、不意打ちすぎてバランスが取れない。こける!と思ったその時、ふわっと香水の香りに包まれた。
「え?」
「!!」
その香りの持ち主はあの金色の彼なわけで、ビックリして顔をあげる。身長のことは言いたくないから察してくれ。目の前に映った彼の顔は男の俺が見惚れるほどかっこよかった。俺を抱き止めた彼は服の上からでもわかるくらい引き締まった体をしていた。
「そーちょう?いい加減にしてくださいよ?じゃあ、俺ら今度こそ行きますんで」
その言葉と共に閉められた扉の音を聞いたのが数分前だと思う。なのに、俺は未だに彼の腕の中にいた。彼はまたもや俺の顔をじっと見たまま動かなくなってしまい、俺はというと煩いくらい鳴っている心臓の音と格闘中。しかも、自他共に認めるチキンな俺にはどうすることもできない。さらにこの視線があった状態が何よりも心臓の音を速くしている気がする。カラコンではないうすい茶色の瞳は吸い込まれるようで動けなくなってしまう。
とは言っても、さすがにこの見上げ続けているこの体勢はつらいものがある。かと言って動けず、辛うじて動いた手で彼の制服を掴む。
するとそんな俺の変化に気づいたのか、彼は俺から離れる。
ちょっと、寂しいと思ってしまったのはなんでだ?
「悪い」
「いえ」
そのまま少しの沈黙。またこの状態が続くと思っていたが、そんなことはなかった。
「好きだ」
「す…え?」
「好きだ。俺と付き合ってくれ」
「ど」
「どこにとか聞くなよ?」
え?違うの?いやいや、す、好きってそういう意味だよな?ということは付き合ってくれって…いや、でも、俺男だし。目の前の金色の彼も男だし。
「おい。聞いてるのか?」
「は、はい!!」
「で?」
「え?」
「返事」
「あ、あの…すいま」
「あ?」
「よ、よろこんで!お願いします!!」
怖っ!断ろうとしたのに思わず、肯定してしまった!そう言えば、赤い髪のあの彼が総長って呼んでたような・・・
「行くぞ」
そう言って俺の手を取り屋上を後にする彼。歩くたびにサラサラと揺れる彼の金色はやっぱりきれいだった。
「行くって、どこにですか?」
「家だろ?」
「俺の?」
「他に誰がいるんだよ」
「そ、そうですよね」
あれ以来目を合わせようとしない彼はどんどん進んでいく。俺の家までの道順を教えるくらいで、会話はなかった。その分繋がれている手から彼の体温が伝わってきて段々と顔に熱が集まってくるのを感じた。
PR