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細々とやっていこうと思います。 初めましてな方はあてんしょん、ぷりーずに目を通していただくようお願いします。
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未定。5
久々、未定。です。毎回言ってる気がする…
いい加減、同級生っていうか、他の人にも会いたい。まぁ、放置してたのが悪いんだけど…

では、↓からどうぞ。5です。話を区切るタイミングがわからん!



未定。5   副会長です。3




「んっ……ふ……」


いきなりのことでフリーズを起こしていたものの、すぐに今の状況を思い出し離れようとした。抵抗しようと手を突っ張ってみるが、いつの間にか河野先輩の腕が俺の腰と頭に回っていて離れることができない。


「……っ、や、め……!」


終わる気配のないそれを止めさせようと口を開くと、そこから舌が侵入してきてさらに深い口付けとなる。
お、俺はどうすればいいんだ!!なんて思っていたものの、段々と抵抗しようとしていた手に力が入らなくなってくる。頭がぼーっとなり始めたとき、チュッと今までの深いキスからでは考えられないほど軽いリップ音と同時に唇が離される。


「は……っ、てめ……!」

「ごちそうさま」

思いもよらなかった深いキスに息を整えていた俺に、当の副会長様はそう言って誰もが見とれるであろう素敵な笑顔を浮かべた。



***



そのあと取られた眼鏡を取り返し、近づかないようにしながら歩いた。もちろん話しかけられても無視。本当だったら一緒になんて歩きたくないが、先輩が案内役である限りそんなことはできない。
仕方なしにそのまま歩き、もうどうリアクションしたらいいのかわからない寮についた。ここまでに噴水とかあったけど、この寮(というかホテルだホテル)を見た瞬間どうでもよくなった。いっこうに中へ入ろうとしない俺は先輩に促され、足を動かす。中に入り、いかにも金が掛かってますという内装とシャンデリアを見た時はもうこういうものだと割り切った。金持ちの感覚はわかんねぇ……!


「咲弥? 行くよ?」

「あ……あぁ」


また軽くトリップしてた俺は河野先輩の言葉で意識を取り戻し、先輩が待っているエレベーターに乗り込んだ。
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HN:
高浦遊
性別:
女性
自己紹介:
いろいろ手を出しつつイナイレ、青エク、タイバニが熱いよね。WJも。=雑食。
音楽は浅く広くたまに深くをモットーに聴いてます。
がっつりニコニコしてます。

地域がわからなくなる県在住。出身は大阪の近くの県。
元いたところは恵まれてたとしみじみ思います。

いろいろ本格的に追いつかなくというか、追いつこうとしてません。ついに友人に「大丈夫じゃないやん」と言われてしまいました。